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Salute!

素晴らしきこの世界に乾杯(サルーテ)!

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啓蒙と教育者

教育は大切。
多くの人が思う事ですよね。
学力低下だとか虐め問題だとか体罰問題だとか。
昨今のニュースを賑わせる単語だと思います。

私の周りには何らかの形で教育に携わっている人がいます。
私も教育に微力ながら携わる人間なので彼らの経験や意見は参考になります。
今回はそんな話を少し展開。


教育者はどのような人間であるべきか。
皆さんの思い描く良い先生ってどんな人でしょうね。
優しい人? それとも厳しい人?
あるいは頭の良い人?
それぞれ教えを受けた先生は違うため、
それこそ十人十色なのではないでしょうか。
しかし、それぞれが思い描く良い先生の中に共通するものがあると思います。
それが人間としてしっかりしている、言い換えれば成熟しているという事ではないでしょうか。

今、塾通いが当たり前な世の中になっていますよね。
ダブルスクールと言うのかな。
(それとも、これは私が身をおく受験業界だけの用語でしょうか?)
学校と学習塾や予備校といった民間学習施設の利用。
もはや、塾の教育に占める割合は年々高くなっていますよね。
つまり、塾も教育を支える立場としてしっかりと自覚を持たなければならない訳ですが……
どうでしょうね。
多くの先生が自覚を持っていらっしゃると思います。

しかし、悪い噂と言うのも良く聞くものです。
生徒に対して「金の為の仕事だ」「(生徒の)親が怖いから勉強して欲しい」「この仕事に向いていない」……
言ってはいけない事ではないでしょうか?
そんな先生の下で学びたいですかね?
私なら嫌です。
干渉されるのが苦手なので、
あれやこれや聞いてくる塾の先生は好きでありませんでした。
苦手だったし……
それでもそんな先生方は誠意を持って接してくれていたし、どうしたら一番良いのか考えてくれていました。
苦手であれど、嫌いではなかった。
誠意が伝わっているから。
しかし、上のような言葉を言う先生はどうでしょう?
誠意なんて欠片も感じられません、私は。

教育は学力を上げるめだけの場所ではないはずです。
塾は勿論学校とは違うので、一番の目的は学力を上げる事でしょう。
しかし、誠意のない人間に教わった所で学力は伸びますか?
誠意を見せなければ相手もそれ相応の態度で望みますよね。
誠意を見せれば相手の子だってちゃんと返してくれる。
頑張ってくれる。
学力を上げる面でも誠意は必要ですよね。
啓蒙専制君主であってはならないと思います。

啓蒙……というよりは考える力をつけるのも教育の役目ですよね。
それならより、教えてやるという上から目線の態度ではなく、
生徒と対等な立場で誠実な対応がが求められるのではないでしょうか。
(勿論、先生と生徒と言う立場の違いはあります。
ここでの対等な立場とはひとりの人間として、と捉えて下さい)上に上げた言葉を言う人の中には誠実さが足りない人だけでなく、教える立場の人間が偉いと考えている人もいます。
悲しいことにね。

ここで最初の問いに戻りたいと思います。
教育者はどのような人間であるべきか。
答えは誠実である人、だと思います。
啓蒙的な考えは止めて、人として誠実に。
教育者である前に人間でいてもらいたいです。



まさか、教育について考える日がくるとは思わなかった。
友人の話を聞いて憤りを感じたため、少し考察してみました。

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方言とコミュニケーション

自然と身についているものだから気付かないうちに発しているのが方言。
そして、簡単に出身地が特定できてしまうのが方言。

所謂関西弁(厳密にはそう一括りにできるものではなく府県によって違いがあるようですが)、熊本弁、津軽弁などのわかりやすい方言以外にも方言はたくさんありますよね。
一見方言のないと思われる地方にもしっかり残ってたりします。

例えば、私の住む地方では「飛ぶ」という方言が70を超えた方々に残っています。
意味は「run」
多分若年層は使わない……はず。
ついでに補足しておくと、方言があることを意識されない我が地方でも語尾などにしっかりと方言が残っているようです。
イントネーションは標準語に近いですが、語尾に「~よ」「~け」「~べ」などが付きます。
とにかく口が悪いのが私の地方の方言の特色。
話を戻すと、語尾だけに僅かに方言が残り、年配の方々に単語の方言が僅かに残るだけの地方なんです。
ですから、普段は方言なんてないように聞こえているでしょう。
(たまに口が悪くなるのは半分わざと、半分無意識の方言だったり……)

そんな私ですが、先日メールで北方に在住の方とやり取りしていました。
お互い普通に標準語を使っていたわけですが(多分、多分標準語が使えているはず……!)
そんななか、相手の方から「仕事が終わって、家に飛んで帰れたらいいのに」のような内容の話がありました。(内容は少々ぼかしてありますが)
私は「仕事が終わって走って帰りたい」という意味に捉えまして、
仕事終わりに走りたくなるくらい帰りたかったんだなー、と勝手に解釈していました。
しかしまあ、よく考えてみれば「飛ぶ」って普通は「fly」を意味するんですよね。
だから正しくは「飛んで帰れたら楽なのに」という意味だった様です。(ものすごく意訳ですが)
どうりでその後の会話が若干すれ違っていたわけだ。

と、無意識に方言て身についているようです。
いわゆる標準語とて、もとは東京山の手ではなされていた、言い換えれば東京の方言をもとにつくられているんですよね。
一応の標準語を作ってコミュニケーションが阻害されないようになっているわけですが。
ふとした拍子に出てくる無意識の方言が厄介な仕事をすることも多々あります。

言葉が生き物に例えられる理由がわかる気がします。

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自己決定権とマナー

外見と内面――
人が他人を評価する際に使用するのは大きく分けてこのふたつではないでしょうか。

自分自身に自己決定権、自分の生き方や生活ひいては趣味嗜好に口出しされない権利があるように、他人にも等しくその権利がありますよね。
言い換えると、自分で決定した趣味嗜好について好き自由に評価する権利を他人は持っているわけです。
評価することだって、自己決定に基づくものですから。
勿論、その評価に基づいて他人をけなすのはいいこととは思いませんが、すくなくとも評価に基づいて好き嫌いを決めることについては悪いことではありませんよね。

そこで、今回話題にあげたいのが冒頭に少し上げたように外見と内面。
人を判断するうえで重要な要素です。
人によってどちらに重きを置くかは違うと思います。
しかし、どちらも重要な要素であり、決しておろそかにできない要素です。
いくら中身重視といえ、外見があまりにも頓着のない人に好意を抱く人は少ないのではないでしょうか。
(少なくとも清潔的な見た目でいて欲しいと思う時点で外見について十分重視していると言えると思いますよ)
また、いくら面食いであっても人として最低限の礼儀のなってない人とお近づきになりたいと思う人は少ないのではないでしょうか。
(遠くから眺めていればいいかなあと思います、私は)
結局のところ、人は外見も内面も重視しているわけですよね。
好みの差はあれど、どちらも評価対象としているわけです。

しかし、外見と内面というようにきっぱり二つの要素に分けることってできるのでしょうか。
私は、外見、内面が相互に影響し合っていると思います。
内面が綺麗な人は外見においても、そう言った雰囲気が出てくる。
逆に内面に難のある人は所作ががさつだったりと外見において出てくる。
私はそう思います。
内面の要素が外に出てきたもの、それが雰囲気ではないかと。
プライドの高い人はそれが雰囲気にありありとでるし、引っ込み思案な人は振る舞いとは別に纏う空気にその要素がでると思います。
外見でいかに取り繕おうと纏う雰囲気まで変えるのは至難の技かと。
勿論、人によっては完璧に纏う空気が変わる人もいるので、内面を空気に出さない技術ていうのもあるのでしょうが。
それには結構神経を使うようですし、持って生まれ雰囲気から180度変えることはできないようです。

結局のところ、多くの人外見において内面を評価しているのかもしれません。
纏う雰囲気ににじみ出たその人の内面を評価して、好みに合うか、馬が合うかを評価しているのでは。
つまり、冒頭であげた外見と内面の区別ってあまり意味がないのですよね。
両方評価されているわけですから。

そう考えると、人と接する際、外見、内面ともに気を使うべきなのではと思います。
綺麗に着飾るだけじゃない、少し思いやりの気持ちを持ってみる。
色あせたり型崩れした服を着ない。
など。これって基本的な思いやりだと思います。

特に趣味の世界ではこの基本的なことをおろそかにする人が少なくない気がしますね。
勿論、趣味の内容についてはとやかく言いませんよ。
かくいう私も所謂サブカルチャーと呼ばれる趣味がありますし、大多数に認められないマイノリティーの立場に分類されることもあります。
それについて否定していたらキリがないし、それこそ自己決定権に反するのでは。
しかし、イベント的なものになるとその楽しさでこの基本的な思いやりを忘れる人、多いですよね。
ライブだったり、イベントだったりのあと、公共の場に戻った時の態度。
楽しいのはわかります。楽しいですもの。
ですが、服装やメイクだったり、他の人に対する配慮は忘れないで頂きたいですね。
TPO……とでも言いましょうか。
肯定的な立場の人間がいれば必ず否定的な人間がいることをお忘れなく。
偏見のない、嫌いなもののない人なんていないのですから。

内面、外見どちらにも気を使える、思いやりをもった人になりたいものです。
また、そういう方が増えてもらいたい。
そうなれば、マナー違反も少なくなるのではないでしょうか。



最近のマナーについて、自己啓発に。

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基本的人権の尊重

先日、某夢の国(またの名をネズミーランドでしたっけ?)へ行ってきました。
閑散期なのもありメンテナンス中のアトラクションも多かったためにあの場所にしては人が少なく快適に過ごしました。
私はアトラクション――特に絶叫系を得意としないのでメンテナンス中でも構わないんですけど。

そこでアトラクションの待ち時間に耳にした言葉
「……自由と幸福を追求する権利が侵害されようとしています!」(うろ覚えですが内容はあってるはず!)
あれ、どこかで聞いたことのある言葉ですね。
言わずもがなご存知でしょうが、憲法で最も重要な『基本的人権』の内容なのですよ。
まさか、夢の国に来てまでこんな言葉を耳にするとは思いませんでした。
(私だって、休暇で来ていたのに。お勉強のことなんて頭の中から捨てて言ったのに(笑))

社会を反映しているというか、なんというか複雑な気分です。
まあ、運営側が意識しているというか、そのアトラクションテーマ柄その言葉を使ったのでしょうが。

かくいう記事を書きながら、テーマパークの生みの親、ウォルト・ディズニーについて調べてみました。
ディズニーランドは「人々の幸福を与える場所、大人も子供も、共に生命の驚異や冒険を体験し、楽しい思い出を作ってもらえる様な場所であって欲しい」(wikipedia参照)という理念から創設されているようです。
しかし、そんなディズニー自身は白人至上主義者だったとか。
(まあ諸説ある中の一説であるようなので事実かどうかわかりませんが)
人種や性別に差別的な感覚を持っていたことから上に引用した言葉は主に白人に向けた言葉だったのでしょうか。
しかし、現在では(本来的意味で)ディズニーランドは人々に幸福を与える場所である気がします。
(好き嫌いはあるにしろ、少なくともパーク内にいる人々は幸福を感じているのではないでしょうか)
ウォルトのいう「幸福」が誰に対するものか計り知れませんが、現在人種関係なく幸福にする場所となっているのは果たしてウォルト・ディズニーの思い描いたことだったのでしょうかね。

……まさか、基本的人権をパーク内でうたっているとは思いもしないでしょう。

そんなこんなを綴ってきましたが、私も楽しい思いをさせていただいてる一人です。
またいつかいこう。

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人間観察論

どうも、二足の草鞋が好きな癖に履きこなせない佐伯です。
色んな事に手を出したがるせいでなかなか成就しない…
そろそろ本業(である筈の)このブログだけにしないとなと思っております次第。
それ以前に、気分に波があるから更新が遅くなるのか…


さて、最近私は友人に恵まれているなと思います。
十年来の親友も、学校の友人も、最近共に勉学に励む仲間も。
人間的に良い人であるのは勿論、それぞれがしっかりと『自分』を持っているんですよね。
成し遂げたい目標とか譲れない事とか、曲げないしっかりとした芯がある。
こういう書き方をすると頑固やら変人と言われる部類に区分されるかもしれませんが、
そう言う芯を持った人は尊敬します。
変わった人程、人間的に魅力あると思うんですよ。
そう言う人と話すのは面白い。
(まあ、こういう性格のせいで本物の変人…いや、変態?さんに絡まれる事もしばしばありましたが)

十人十色と言う言葉があると通り、それぞれが違うからこそ人と関わるのが楽しい。人間皆好き。
…と言うと「お前は某新宿の情報屋か」と突っ込まれます。
(因みにこの小説でのお気に入りは情報屋でなく闇医者さん)
でも、人間大好きですよ。楽しいから。

そんな私の最近の趣味は友人の買い物に付き合うこと。


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佐伯悠織
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非公開
職業:
学生さん
自己紹介:
法律家を目指す学生
癖が強く変わり者で、自他共に認めるフェミニスト
でも老若男女問わず、人間大好きです
序に、世話好き・甘やかしたがり

趣味は小説を書くことと放浪という名の旅行
酒ならビールと蒸留酒が好き
音楽はジャズを聴き、ピアノ、サックス、オルガンを嗜んでいます
好きなものについて語らせたら止まりません

……ですが、どうぞ宜しく

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