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Salute!

素晴らしきこの世界に乾杯(サルーテ)!

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[生徒会]皮肉屋の無気力な時間

「あー、めんど……」
 俺の目の前のコイツは何度目かになる独り言を呟いた。
 平田拓哉。聖ミネルヴァ学院生徒会員。生徒会の中で機械を触らせたら奴の右にでる奴はいない。タイピングは勿論のこと、簡単なゲームのプログラミング程度なら朝飯前らしい。一般の奴らと同じようにネットとレポート作成位にしか使わない俺にはわからない話だが。
 そんな俺達は今、生徒会室で資料整理にいそしんでいる。元はと言えば、有理が大量の資料を今日中に報告書にまとめろと言うのが悪い。俺1人じゃ到底終わらないし、嫌でもパソコンを使う作業が多いから平田を呼び出したんだが、これが吉とでるか凶とでるか。
「終わったらこれを頼むな」
「へーい」
 無気力な返事からはやる気が伺えないが、指が絶え間なくキーボードを叩いているところから仕事はこなしているようだ。
 コイツは普段からなんとなくやる気の無いように見える。何をするにも第一声が「面倒くさい」だ。実際、今日もそうだったのだが。しかし、いざ仕事をさせればその態度からは想像出来ない速さで仕事をこなしていく。文句さえなければ完璧なんだがな。
「浅井せんぱーい。仕事終わりましたー」
「おー、助かった。次はこれを頼むな」
 俺の願いも虚しく、平田は盛大に舌打ちした。俺だってこんな仕事早く終わらせたいってんだ。
「つーか、一度に全部資料を回してくれません?何度も小分けにされるとめんどいんですけど」
 不意に平田が言った。なんつう要求の多い野郎だ。
「俺だって仕事があるから無理だ。我慢しろ」
「先輩仕事遅すぎだろ」
 コイツ、何様のつもりだよ。俺は溜息をついた。口元をニイと吊り上げ俺をからかっているようだ。事実、俺をからかっていのだろう。大体有理の様な奴でも無い限りこれ以上のスピードで仕事をするのは無理だっての。からかわれているのが分かってはいるが、どうやら俺は無視できない質らしい。
「大体なぁ……」
「先輩、手が止まってる」
 そう言う奴はさっきから休みなく手を動かしている。器用というかなんというか…… 本当に嫌な奴だ。
「ったく。取り敢えずそれと俺の分が終われば上がりだ。しっかりやれ」
 俺がそう言えば奴は「へーい」とやる気のない返事をした。コイツといるとこっちまでやる気を吸い取られるようだ。少しはコイツのやる気を出させないと。
「まあ、終わったらカレーパンおごってやるよ。今日の労いと……誕生祝いだ」
 そう言えば奴はきょとんと目を丸くした。俺だってそれくらいは覚えてるっての。

****************************
拓哉ハッピーバースデー(笑)
拓哉と浅井正反対の二人ですね
絡ませるのが難しかった

てか、不憫だな、浅井(笑)
後輩にも勝てない……

ではHappy birthday!平田拓哉
****************************
その後
「ってか誕生日とか忘れてた」
「自分の誕生日くらい覚えてろよ」
「だって誕生日とか興味ないですし、俺、先輩みたいに自己主張強くりませんから。あ、カレーパン三つ下さい」
「おい!」
 コイツに勝てない気がするのは俺だけか?

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HN:
佐伯悠織
性別:
非公開
職業:
学生さん
自己紹介:
法律家を目指す学生
癖が強く変わり者で、自他共に認めるフェミニスト
でも老若男女問わず、人間大好きです
序に、世話好き・甘やかしたがり

趣味は小説を書くことと放浪という名の旅行
酒ならビールと蒸留酒が好き
音楽はジャズを聴き、ピアノ、サックス、オルガンを嗜んでいます
好きなものについて語らせたら止まりません

……ですが、どうぞ宜しく

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