企画中に思いついた突発的ネタ集、前半戦
1.Bottoms up!(沙理菜)
「ところで筧。この袋の中身、何なの?」
私は気になったので筧に聞いた。別に持ってあげてるんだから構わないよね。
「あ、これ?有理先輩には頼まれていないけど、クラッカーだろ、クリスマスの飾りの足りなさそうな奴だろ……」
あら、意外と真面目に考えてたのね。少し見直したわ。少しだけね。
「じゃあ、そっちのは?」
「俺の持ってる奴?これはモデルガン」
前言撤回する。こいつの頭のなかは悪戯しかない。
――浅井が見たモデルガン(12/17参照)の入手経路(笑)
2.Sink or swin(怜)
有理先輩、無言で原案を見ている。お願いだから、このまま浅井先輩のところに持って行って……
「まあ、良いでしょう」
へっ?この人今なんて言った?
「どうやらあなた方は頭を使うより実際に仕事をさせた方が良いようなので。原案は恭介に渡して置きますよ」
なんか、この先さらに悪いことが起きそう…… 真面目にやれば良かったな……
――この後有理が原案を作り直し(12/19)、使い物にならないと判断された筧、西園寺を交えて装飾(12/20)します
3.About ship!(浅井)
装飾は土下座で有理に頼んで、美緒が持ってきた食事案に手をつけようと思う。つうか、“食事”と“おやつ”は違うだろ。ま、菓子があった方が楽しくはなるが。
というか、一人くらいまともな役員はいないのか!自然と文句も出てくる。今、誰もいないよな。俺は周りを確認した。よし。
「誰だよ、コイツ等を生徒会に入れたのは……」
あ、俺か。
――普段はかっこいい筈なんですけど…… 彼も苦労しているんですね。地雷踏みすぎ
4.What we can do…(美緒)
拓哉君に言われて生徒会室に来ました。多分なかに恭介がいるはずだし。
「恭介ー?」
「なんだ、美緒。今俺は忙しい」
やっぱり恭介はお父さんだよね。頼りないけど。
「拓哉君に言われて装飾案取り来たよ」
恭介が顔をあげた。顔に意味不明って書いてある気がするんだけど…… 気のせい?
「何でお前が来るんだよ」
「暇だから。何か手伝おうと思ったら拓哉君にそう言われて」
ありのままを言ったら恭介が溜息をついた。
「どうせアイツもサボりだろ。なのによく手伝うよな……」
何か呟きながら恭介は私に髪の束を渡してきた。量が多い気がする。
「奴には有理のところに取り行くように言ってくれ。で、一番上と真ん中の資料は有理へ、その下が亮太へ会計報告草案だ。暇なら頼んだぞ。ついでに、筧を見つけたらここに来るように伝えてくれ」
私、またパシリだ……
――ぼやきながらもパシリを楽しんでいる美緒。空気を読んでいないのか、読めていないのか、私にはわかりません
5.Cruelty and Sadness(沙理菜)
「ところで有理先輩、普段はどんな本を読んでいらっしゃるんですか」
有理先輩は時間に余裕が出来ると図書室に通っている。決まって一番窓側の席に座って。だからあの席は“魔王の王座”とまで呼ばれるようになって、誰も座らなくなった。有理先輩、怒らせると恐ろしいしね。
「普段から色々と読むわ。あんな本を読んだのは初めてだけれど」
思わず当たり前だと言いそうになった。私の当たり前はこの人にとっての当たり前ではない。
「例えば?」
「昨日は武士語を纏めた本をよんだわ。一昨日は爆弾の作り方っぽいもの、その前は……」
やはり有理先輩は普通のお方ではなかった。
――視点を沙理菜に代えると有理の面白さが目立ちますね。ちなみに、武士語を纏めた本は実在します(タイトルは忘れましたが)確かメールは「電子飛脚」だったような……

PR