素晴らしきこの世界に乾杯(サルーテ)!
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……何を書こうとしたか携帯を開いたら忘れた
ので、我が子の宣伝(笑)
迅雷ノ弓“鳩羽”/ジンライノユミ“ハトバ”
長い年月が経ち自我に目覚めた妖刀。弓の形をしており、雷を操る。
何事にも物怖じしない、冷静沈着な優等生。争いを好まず、感情を殺して身を引きがち。
頼れる存在だが、趣味が謎。
※因みに普段着が袈裟
まだ紹介すらしていなかった子。取り敢えず鳩羽ちゃん(♀)
ついでに茜に紹介してもらいましょう
茜「鳩羽は私達の参謀……かな。普段はあまり口を挟んだりしないけど、いざと言うときに的確なアドバイスをくれるよね」
常磐「馬鹿どもとは違うからな」
茜「そういえば、常磐が普通に接する数少ない相手だよね。さ、鳩羽、自己紹介して?」
鳩羽「私は鳩羽と申す者。以後、よしなに」
茜「鳩羽は古風なんだよね。言葉も服装も」
常磐「古風と言うより悪趣味だろう、これは」
鳩羽「なんと!確かに私は仏門に入ったわけではないが……意外と便利だぞ。それに貴殿の装いもこの場に相応しくあるまい」
※常磐の服装は平安時代の狩衣や直衣などを想像して頂ければ……
茜「確かに、みんな個性的だよね。……時代錯誤だし」
常磐「熨斗目と紫苑はどうにかならないのか」
※熨斗目と紫苑は着物を着崩しています
茜「……あれは私にはどうにもならない」
鳩羽「そういえば、一人だけ相応しい……とは言い難いが、されなりなのがいないか?」
常磐「いや、あれは違う。あれは一歩間違えれば犯罪者だ」
茜「皆さん、もしかしなくても猩々緋の事ですよね……」
※猩々緋は形容し難い……袖のないシャツ、前全開…みたいな…勿論インナーなし(笑)
なにが書きたかったんだろう
茜と初登場鳩羽と出て来る頻度の低い常磐でグダグダ……
鳩羽も、常磐もこれから活躍する(予定な)ので、今回はこれで……

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学生にとっての一番の悩み――その名も「テスト」。年数回あるこの悪夢のような日々を無事に乗り切った学生達の顔は清々しく晴れ渡っている。
「やったー!テスト終わったー!!」
学校の屋上で一人の少女が蒼天の空に向かって叫んだ。少女――コルネーリアの顔は達成感に満ち溢れている。肩で切りそろえられた金糸の髪は風と戯れなびいている。
「うるせぇよ、コルネーリア」
彼女が後ろを振り返ると、開け放たれた屋上の扉から仲の良い友人のフリードリヒ、アンリ、ホセがこちらに来るのが見える。
「テストが終わったんだよ?少しぐらい良いじゃない」
「テストが終わったくらいで叫ぶこともねぇだろ」
フリードリヒはコルネーリアを一瞥し、鼻で笑って言った。コルネーリアは大して気にする様子を見せず、少し笑ってフリードリヒを見た。
「いつも騒がしいフリッツには言われたくないわ」
コルネーリアの言葉にフリッツは眉を潜め、額には青筋が浮かんでいる。
「誰が騒がしい……」
「確かに、フリッツには言われたくないね」
「同感。つーか、普段静かなコルネーリアのが大分マシ」
アンリ、ホセがすかさずコルネーリアの味方をする。四面楚歌になったフリードリヒには勝ち目はない。
「ちぇ…… どうせ俺は五月蠅いですよーだ」
いじけはじめたフリードリヒを見て、コルネーリアとアンリは苦笑した。ホセは興味がないといった具合に大きな欠伸をして、後ろの鉄柱に体を預けた。
「ところで、何でアンリとホセがいるの?」
ふとコルネーリアが疑問を口にした。ここは高等部の屋上だ。そこに大学生のアンリとフリーターのホセがいるとはなんともおかしい。
「たまには母校に帰りたくなるんだよ。ねぇ、ホセ」
「俺はアンリにいきなり電話で呼び出されただけだ」
アンリの同意を無視し、ホセは素直に経緯を述べた。コルネーリアの不信感たっぷりの視線に、アンリは罰が悪そうに苦笑いをする。
「本当は、可愛い後輩の様子を見に来ただけさ。今日で試験が終わるって言うから飯でも奢ってあげるよ」
アンリはウインクつきでコルネーリアに言った。隣のホセは呆れたと言わんばかりに盛大な溜息を吐く。コルネーリアは更に不信感たっぷりの視線でアンリを見た。
「世の中一般の女の子にはそれが通じるかも知れないけど、十年以上幼馴染みをやってる私には通用しないよ」
「いや、本当だって。ねぇ、フリッツ」
「分が悪くなったからって俺に同意求めんな」
フリードリヒは怪訝そうにアンリを睨んだ。
「まぁ、奢ってくれんならそれにあやかろうぜ。俺様の成績学年トップの前祝いにな」
自信たっぷりに言うフリードリヒにコルネーリアは溜息を吐いた。
「そういえば前回もトップはあんただったんだっけ?ろくろく勉強もしないのに羨ましい限りだわ」
「あんなの簡単だろ。出来ない方がおかしいんだ」
「ほら、フリッツ、食ってかからない。コルネーリアも今回は勉強みてあげたんだから、ちゃんとできただろ?」
アンリの問いかけにコルネーリアは渋々頷いた。しかし顔には不満の色が色濃くでている。
「確かにアンリに教えて貰ったから、前回よりも良かったとは思うけど……」
「あまり悩むな。コイツみたいに勉強出来るだけの馬鹿な奴もいる」
コルネーリアの劣等感を感じたのか、興味なさそうにしていたホセが口を挟んだ。フリードリヒはホセを一睨みする。
「んだよ、ホセ。テメェみたいに万年赤点ギリギリよりはマシだ」
「俺はアンタみたいに学習能力がなく空気が読めない、それで頭だけが良くてトラブルの温床にはなりたくないね」
「はいはい、二人とも止め。お嬢さんが困っているから」
アンリは二人の方を掴み引き離した。そして、綺麗に微笑んだ。
「な、喧嘩なんてする前に飯食いに行こうよ」
三人はそれぞれにアンリを見て溜息を吐いた。そして
「私、デザートまで欲しい」
「俺二人前な」
「奮発しろよ」
と三者三様に口走った。
「ねぇ、君達それを俺に奢らせる気?」
「勿論」
即答されたアンリはがっくりとうなだれた他の三人はそれを気に留めず歩き出した。
「だって言い出したのアンリだもん。ねー、ホセ」
「言ったからには責任取ってもらう」
「当たり前の事だな」
「俺の扱い酷くない?」
アンリの呟きは綺麗に晴れ渡る青空に消えた。誰一人居なくなった屋上には、燦々と輝く太陽だけが残っていた。
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補足:キャラ説明
一ノ瀬アンリ(20) 大学二年生
フランス人と日本人のハーフ
常に余裕のある雰囲気を持っている
無類の女性好きだが、年長のため悪友の保護者として冷静に物事を考えている
趣味は女の子とお茶(笑)
ヘビースモーカー
喧嘩は弱い(頭脳派ですから)
コルネーリア・リヴェラ(17) 高校二年生
イタリア人
いたって普通(成績:中、容姿:中の中~上くらい)
アンリの遠い親戚で幼馴染
明るく、楽天家だが責任感は強い
感情で動きやすいのが欠点
フリードリヒとはクラスメート
フリードリヒ・フォン・ギーズベルト(17) 高校二年生
ドイツ人
実は公爵家嫡男だが、不良で喧嘩は強い
成績優秀だが、アホ
俺様な正確で大口を叩くこともしばしばあるが、有言実行する
意外と規則には忠実(本人が守らなきゃいけないと思った場合)
弄られ役
ホセ・エマヌエル・カストロ(19) フリーター
スペイン人
生粋の不良で皮肉屋、喧嘩も強く、嘗ては不良の頂点にいた人物
面倒くさがりで出来るだけ楽することに思考回路が向かう
外見や身なりなどにも関心がむかない
嫌いなモノはとことん嫌う
アンリとは小さいころからつるんでいる
因みに、会話は全て英語(つまり皆バイリンガル、アンリに至ってはトライリンガル)
学校はインターナショナルスクールっぽいところ
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私はまだ試験中です…
悪友四人でテスト…といってもテストを受けたのは高校生組だけですが。
フリッツが羨ましい。ろくに勉強しなくて成績が良いとか羨ましすぎる…
因みに、在学中の成績は、
フリッツ(学年トップ)>アンリ(学年ベスト3)>>>コルネーリア(半分よりは上)>>>越えられない壁>>>ホセ(留年ギリギリ)
です
ホセが留年しなかったのはアンリに無理やり勉強させられたから。保護者アンリはホセとコルネーリア二人の勉強を見てました(笑)
因みに。彼らが長編で登場するときは今の歳+6~9歳です。アンリおっちゃん(笑)
私信:フリッツは学年ベスト10じゃなかった、ごめん!


「試験返ってきたんだってな。どうだったの?」
一番聞かれたくなかった質問。私は苦笑いをする。
「あ、えと、皆様のお蔭でどうにか七割は越えました……」
渋々日本史の答案を猩々緋に渡した。一応勉強を見て貰ったわけだから、結果くらいは報告しないと。
「は?あれだけやって七割かよ!?」
「五月蝿い!私なりに頑張ったんだよ。室町とか戦国とかほとんどでなかったけど……」
いじめとしか言いようがないくらい得意分野の問題が少なかった。だから、私が七割台の点を取るのは奇跡に近い――悲しいことに。
「まあ、茜にしては良く頑張ったんじゃないか?苦手分野が多かったみたいだからな」
苦笑いしながら言われても逆に落ち込むだけと言うことをこいつは知らないのか。
「問題貸せ。俺が解く」
「ちょっと!」
「やらせてあげなって。こうなった熨斗目は止まらないから」
かれこれ三十分程たった頃だろうか。熨斗目が集中の糸を切らした。試験時間の半分の時間で全ての問題を解ききっている。
「へぇ、やるな熨斗目」
隣で模範解答を手に、熨斗目の解答を覗き込んでいた猩々緋が感心したように頷いた。嫌な予感がする。
「何点?」
「91。論述と茜が昨日完璧に正解してた奴以外はあってるな」
「よっしゃ!茜に勝った!」
熨斗目の嬉しそうな顔、勝ち誇った瞳が癪だ。私の三時間の苦労をいとも簡単に抜かれるとは……不覚!
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茜は努力家何だけどなあ……
でも、努力はするけど歴史は苦手気がする
好きなのに分野によってばらつく……みたいな
普段の茜の成績はどの科目もほぼ平均点。
ただ、国語が平均よりもだいぶ良く、社会はだいぶ悪い(中世は除く)
茜ちゃん……頑張れ!


「日本最初の総理大臣は」
「伊藤博文」
「正解。なら、下関条約を結んだ外相は」
「え……陸奥宗光?」
先程から何度となく繰り返される問答。質問をしてくる猩々緋の手には日本史の教科書が載せられている。
「そう。じゃ、次な。原敬は何党?」
「え……えと、自由党?」
「馬鹿、立憲政友会だ」
横で寝転んで新聞を見ている熨斗目に訂正される。なんだか微妙な気分だ。
「何度間違えてんだよ。俺だってこれくらい覚えられんぞ」
「うるさい!私だって必死なんだってば……」
熨斗目の言うことはもっともだ。何しろ、日本史の一問一答を始めてからかれこれ三時間経つ。全くの無知だった熨斗目だって覚えているのだから、普通の人なら完璧なのだろう。
「まぁ、熨斗目の言うことも一理はあるな。試験があるならもう少し頑張らなきゃなぁ」
「近現代苦手なんだよ……」
理由は分からない。けれど、近現代史が頭に入らない。しかし、日本史のテストは全範囲からの出題ということで、出来ない時代があれば命取りとなる。
「本当だよな……鎌倉幕府三代将軍は?」
「源実朝」
「後醍醐天皇が南朝を開いた場所は?」
「吉野」
「室町時代に侍所の所司に……」
「四職ね。因みに山名氏、赤松氏、一色氏、京極氏」
武家社会は得意分野だ。この時代だけは日本史の先生に誉められるだけの点を取ることができたから。
「この時代は良く出来るよな。戦国時代の始まりとされる人物」
「北条早雲が下剋上して小田原に入ってからでしょ。ちなみに家法は早雲寺殿二十一箇条」
「1560年に起こった戦い」
「え、桶狭間の戦いの事?織田信長が今川義元を倒した?」
「ああ。じゃ、伊達家の家法は?」
「塵芥集」
この時代だけがテスト範囲ならば、間違いなく高得点が可能だろう。
「それじゃ……王政復古の大号令の時の天皇は」
「えっ……ええと……」
「馬鹿か。江戸の次の時代はなんだよ」
「えっ……明治?」
「そ。明治天皇。この本によれば、この時から元号が一世一元になったみたいだ」
時代が変わったとたんこの出来だ。三日後のテストが不安でならない。
「ま、三日あれば、馬鹿でもどうにかなるだろ」
そうなれば、良いのだが。
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日本史選択の友人のぼやきをネタにして、
茜さんのテスト勉強
茜は日本史で、武家社会だけが異常にできると信じてます!
点にしたら武家社会>貴族社会>近現代
熨斗目は聞いていて覚えてしまった感じ
テストをやらせたら近現代史だけ完璧(笑)
猩は……測定不能
電子辞書と頭の中の古い知識の日本史…あってるだろうか?


「はぁ…… はぁ……」
肩で大きく息をし、呼吸を整える。水龍刀を持っている右腕をだらりと垂らし、その場に膝を着く。目の前にあるつい先程まで生の盛りを歩んでいた肉の塊は生の源を断ち切られ、徐々に灰となっていく。
「はぁ…… はぁ……」
未だに止まらない身体の震えに、水龍刀を放し、身体を抱える。慣れねばならない。慣れたくはない。相反する気持ちが私の心を支配する。地面に出来た血の海、身体に付いた返り血、全てが嫌になる。
「まだ……慣れねェ、か」
いつの間にか私の横に立っていた熨斗目が小さく呟いた。私の手足として動いてくれている彼の顔、身体にも赤黒い模様が描かれている。
「慣れるわけ……ないじゃない……」
浴びた血を流してくれるかの様に降り出した雨の中、掠れた声を絞り出す。
一色の家に生まれた私にとって、これは避けることの出来ぬ宿命。水龍刀熨斗目と出会った私の運命。頭では理解していても心が、身体が、それを受け入れることを拒んでいる。
「もう嫌だよ……」
段々強くなる雨の中、私の目から一粒、また一粒と大粒の雫が落ちる。熨斗目は温かさのないその腕で私の身体を包み込んだ。
「大丈夫だから。」
この降り続く空の涙の中私を救ってくれたのは彼の一言だった。
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前ブログにもupした、茜が妖魔退治を始めたころのお話
妖魔は人を襲う悪い何かです
それにしても茜は責任感が強い
そして熨斗目は返り血が付いたままで良いのか?
